霞探R

梅雨ってあけたんだよね・・・?
いきなりの話題振りで申し訳ないが、今更ながらにこう思わざるを得ない長雨が続く関東地方。 例年夏パターン全開の霞探R第2戦であるが、今回はちょっと違っていた印象であったようである。
そんな中、さすが猛者ども!きっちり釣ってきた釣ってきた!
今回の侍大将(Winner)、中村氏のレポートをご一読頂きたい!!

2022年6月26日 霞探R第二戦は西浦(沖宿ドック〜南水路河口)とその流入河川で開催されました。
2019年の台風以降、タフミヶ浦と揶揄されるほどバスが釣れなくなっており、少しづつ回復の兆しが見え始めているようですが、 簡単な状態と程遠い現状を霞探メンバーはどのようなアプローチでバスにたどり着くのか、拙文ではありますが釣果を元に報告します。

5時半、既に日は登っており蒸し暑さに包まれたフィッシュ村集合、恒例のブリーフィングでエリア等の確認をした後に内田さんの掛け声で一斉にスタートしました。
当日のコンディションは晴れ。スタート時刻は東寄り微風、9時を過ぎた頃からやや南西にシフトし秒速4メートル以上になり、気温は2日前から35度前後と暑く前日も猛暑、 そして当日も皆の体力と気力を奪うような暑さと強い日差しがある状況でした。
また、今年は6月27日に異常に早い梅雨明け宣言が出されており、この時期に雨が殆ど降っておらず、出水期に10センチ程度の減水となるなど、近年の異常気象が如実に現れていました。

そんな状況でのウェイインは以下の通りです。
参加者31名 34匹
1匹9名
2匹4名
4匹3名
5匹1名

釣って来た皆さんのリザルトをエリア毎に見ると、大まかに3つに分けられます。

まずは土浦エリア
新川
タコロッドを試したい武江さんと新川上流へ入った石川さんが、EGキッカーバグ3.5inchをフリッピングで操り、草の覆いかぶさったブラインドから釣り上げた41cm。

桜川
霞探運営本部長の丹さんは無駄打ちをしない事がポイントと話されており、柴沼醤油近くにて狙い澄まして18cm。
根本さんが6時30分にHPシャッドテール2inchのダウンショットで24cm。
前年覇者の藤咲さんは得意のサイトで魚を探し、8時30分にセンコー2inchをノーシンカーで操り26cm。
2019年と2020年にAOYに輝いた高橋インパクさんはイオン周辺で 10時20分以降にドライブスティック2.8で 37cm、34cm、32cm。
峰岸啓介さんは桜川本流をドライブクロー2inchダウンショットで25cm。
霞探代表の松村さんは、「正直簡単ではなく、大場所で粘る釣りをするしかなかった。ランガンで釣るには減水と水が悪く上手くいかなかった」と感想を書かれていましたが、 3回バラシながらもホテルトキワ近くの水門で8時45分に22cmと11時45分に27cm。
今大会最多の5本のバスを釣った高杉さんは桜川河口付近で24cmと18cm。

備前川
「減水キツイっす。釣れて良かった‼️」と感想を書かれた山﨑さんはシュリンピートJr.で 6時30分に19センチ、その後9時20分に23cm、10分後に41cm。
高橋インパクさんは桜川で3本釣る前の9時50分にドライブシャッド3.5で45cm。
高杉さんはここでも26cmを1匹。

花室川
この日唯一ハードルアーで釣ってきた一色さんが10時に霞ヶ浦高校のグラウンド付近にてベイフォワードワンエイトMRで 47cm。
私は減水にも関わらず上流に向かう複数の見えバスを追い続け、9時15分小岩橋の橋脚付近にてプロセンコーのネコリグで24cm。

大山エリア
西澤パパさんは大物狙いで朝から余郷入を流れるくさぶか水路を攻めていたようで、11時30分にHPシャッドテール2inchで貴重な1バイトをものにして38cm。
小野さんはエビパターンがハマったとの事で、余郷入で8時1分にマッドワグで25cm、8時19分にドライブスティックで28cm。
峰岸啓介さんは高橋川でHPシャッドテールのダウンショットを使い2本目となる25cm。
高杉さんは大山の水路で7時36分にファットヤマセンコーで 43cm、その後同じエリアで8時にドライブスティック3.5で 41cm。

小野川、沼里川エリア
小島さんは暑さで集中力が切れながらもアーシーのノーシンカーで 12時10分に沼里川でこの日のビックフィッシュタイとなる47cm。
小野川に架かる県道103号線の橋の下で1日やり通した内田さんは8時10分にHPシャッドテールのダウンショットで22cm。
とても厳しい1日とコメントされた上原さんは内田さんがいた場所の対岸で11時50分に42cm、12時50分に39cmをHPシャッドテール2.5のダウンショットをボトムにコンタクトしない様にコントロールしてキャッチ。
報告会で小野川の魚は蜻蛉を食べてると興味深い話をされていた大﨑さんは、水門周りを丁寧にアプローチし、8時50分に25cm、9時に45cm、その後22cmと23cmを追加し計4本をキャッチ。
前半に備前川で3本を釣っていた山﨑さんは大きく移動し、国道408号線付近の水門で45cmをスクーバーブロックでキャッチ。

ここまで報告書の内容を記載しましたが、釣果は水の動きがある河川に集中しており、 全体的にダウンショットやノーシンカー等の軽めのリグを使ってエビ等のエサを探して移動している魚や浮いている魚を釣っている印象でした。

また、報告会では松村さんと丹さんが棚について解説していましたが、棚の感覚を持っている人は細かくレンジを調整しバスが反応する範囲を見つけるのが上手と言っており、 気難しい霞ヶ浦のバスを釣るヒントになるかと思います。

次の第三戦は松村さんから良い釣りをしてもらいたいとの提案で、霞探初?の第二戦と同じエリアでの開催予定とのこと。
また霞ヶ浦で皆様と会える日を楽しみにしています。

最後になりますがコロナ禍でも開催するために尽力されている運営スタッフの皆様、ありがとうございます。
参加されたメンバーの皆様、暑い中お疲れ様でした。
また各スポンサー様、ありがとうございました。
中村裕一

今大会、以下の協賛各社、協力各社にサポートいただきました。まことにありがとうございました。

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