

	コロナの影響は様々であるが、霞探R的に言えばボート戦が中止になった事があげられる。
	人と人の接触を極力なくすことが流感を止める手段であるため、狭いボート内で2人が協力して釣りを行う霞探Rボート戦のスタイルは中止の判断も致しかないところで、
	我々スタッフも納得の上の中止であった。
	そして今回、4年ぶりのボート戦が復活である!いや長かった!でも、待った甲斐のあるボート戦が開催できた!
	しかも、霞探R史上、初の「失格!」が発出された!!
一体何があった、霞探R2023ボート戦!?	

	5月28日、コロナ禍の影響で4年振りの開催となった霞探ボート戦の結果をレポートさせて頂きます、岩瀬です。
	季節としては5月末、個人的には例年通い続けたイメージではGW終わり頃からアフターの魚が増え6月入る頃にはトップが楽しくなってくるという算段でしたが、
	今年は梅雨入りが早く5月で水温があまり上がらずスポーン絡みの魚がどこまで回復しているのかわからない感じでした。
	ちょっといつもよりは季節は進んで無いのかなと私は思っていました。

	大会通して1番釣れているレンジは岸ベタから少し沖側で(これはおそらく水位の影響か)、ノーシンカーやネコリグ、ダウンショット等を放置するような釣り方。
	動かさないというのがキモだった1日でした。アタリも小さかったバイトが多いようで、ドアフターなフィールドコンディションであったのではと思います。

	そんな中で一際耳にしたのがサイコロラバー、このルアーは形だけ見たらキューブ型のワームに数本のラバー、まるで漢字の『井』のような。
	ソルトイン、ノンソルがあるようで、魚の反応に合わせて使い分けが出来るようです。
	スジエビのような小さいエビにボイルがチラホラあったので、そのあたりはマッチザベイトなサイズ感が高反応を示したのかなと思います。

	そして本日の主役は何と言っても我々の代表、WBSクラシック覇者の松村プロでした。
	ガチ装備で上流勝負を決めて、この日のメンバーの中では特異なフラットサイドクランクを止めて浮かせて魚を引っ張り出す浮上パターンで良サイズを複数ゲットされてました。いち早く回復傾向にあるグッドコンディションの魚を狙いに行くスタイルは流石でした。

	エレキトラブルに見舞われ帰着に間に合わず、無念のノーフィッシュ申告(ルール上失格)とはなりましたが、その勝負に手を抜かないプロのプライドと勝負師としてのメンタルは素晴らしいことだと思いました。
	水難事故や熱中症なく無事全員帰着、そして全メンバーが2本のリミットメイクを達成する良い大会となりました。	
	
	いつもご協力頂く松屋ボートさん、ありがとうございました。相変わらずモツ煮が美味しかったです。また利用させて頂きます。
	岩瀬和規