

2025年の霞探Rも終戦です。1年間みなさんお疲れさまでした。
最終戦は久々の北浦全域。戦前は異様な暑さが長引くかと思われましたが、開けてみれば「秋」をチョロット感じる展開。
その状況を制した中村氏に今回はレポートらしいレポートを頂いた!!
分析が光る中村レポート。今後しばらくの北浦戦略に役立つはず!!必読を!!

気付いたら10年以上霞探Rに参加させてもらっている中村です。
昨年から子供達も一緒に大会に出るようになり、ファミリーで参加されていた先輩方の苦労を実感する今日この頃です。

前置きはこのへんにして、2025年度霞探R第4戦は10月5日に開催されました。
大会のエリアは北浦全域(南は神宮橋まで)、同エリアでの開催は2023年度第1戦以来です。ちなみに茨城在住の私ですが北浦はほとんど来ませんw
さて、水温は徐々に下がってきたがまだまだ残暑の厳しい北浦、アオコも発生しており決して簡単とは言えない状況、AOYも絡む最終戦で霞探の猛者達はどのように魚にたどり着いたのか、まずは釣果を纏めてみました。

第4戦の参加者は34名
バスをキャッチした人は17名
内2匹以上は8名
合計28匹
バス以外のゲストフィッシュ「ギル、ダントウボウ、鯉、ゴールデン鯉太郎、ニゴイ」
エリアを大まかに三分割して釣った場所と時間
鹿行大橋より北
巴川2(6:00、9:30)
鹿行大橋と南北浦大橋の間
山田川6(6:16、9:15、9:20、10:41、10:57、11:17)
北浦大橋より南
東岸北浦大橋南の水路4(6:00、7:50、8:29、9:54)
水神川2(11:30、12:18)
中里川1(11:00)
中里川上流1(5:45)
矢幡ワンド1(7:00)
潮来マリーナ下流3(5:57、7:40、10:16)
水原7(6:30、7:00、7:30、9:00、9:30、9:36、12:50)
西岸鹿島線上流1(6:00)

全体的にバスは釣れている様でしたが、8時台は風向きが北から南東に変わりはじめたタイミングで風が弱まったことから、一時的に反応が鈍くなっていたのではと考えられます。
また、釣果は北浦大橋より南側が多く、40cm以上は水神川と水原、西岸鹿島線上流でした。
これまで北浦での開催は鬼門とまではいかないにしても、季節なのかタイミングなのか分かりませんがウェイイン率が低いことが多かったと思います。冒頭で書きましたが、今回も決して簡単ではないコンディションでウェイイン率50%は流石霞探です!

さて今回の入賞は1位が中村です。
ポイント選びについてはアオコの影響が少ない流入河川を検討しましたが、子供2人が釣れるか考えると非常に難しいため、風が当たり魚が入る可能性の高い場所に絞り、朝一は下田ドック周辺のゴロタが沈むストレッチを巻物で流しました。
ドックから鹿島線の間で6時~6時30分の間に長男、次男共にバイトが有ったもののともにバレてしまいノーゲット、そのすぐ後に私がビーブルで40cmをキャッチ。
その後水原に移動すると、内田さんや石川さん、大地、丹さんが居たのでお邪魔させてもらうことに。
このとき内田さんと丹さんはそれぞれバスを、石川さんもニゴイをV3ミノーで釣っているとのこと。その内やる気のあるバスが回ってくると思い内田さんと喋りながら旧コイケのダウンショットを護岸に落としたところ違和感あり!
このとき内田さんはさっと自分のネットを出して私が掛けたバスをネットイン、これが42cm。
「やっぱ居たよ!」とポイント選びに自信を見せた内田さんの近くで今度は石川さんの大吉クランクにヒット!これも内田さんが自分のネットを出してナイスサポート。
これも霞探の良さだと改めて感じました。内田さんありがとう!

2位は「ゲストのCバスを釣りたかったです」とコメントされた武江健二さん。
水神川の上流はアオコ無しで見えバス多数と魚を見つけたものの、連日のプレッシャーから簡単にはつれなかった様子、11時30分にバッグの底にあった唯一のカットテール4inchを使って40cmをキャッチ!
バス以外にも鯉を釣っており、ゴールデン鯉太郎ってネーミング私は好きですw

3位はAOY候補に名を連ねる山﨑喜八郎さん
「北浦が少し好きになりました!!」とのコメントの通り、6時30分に水原のベジテーション周りでBIG2WAYを漂わせて39cm、北浦最北の巴川まで移動し9時30分にセンコー2inchで18cmをキャッチ、
水原に戻り帰着時間の迫る12時50分にBIG2WAYで入れ替えの31cmと北浦を縦断するポイント移動に時間を使いながらもここぞと釣ってくるあたり流石です!

ビッグフィッシュ賞は渡辺佳夫さんが水原で出した47cm。
渡辺さんはビックフィッシュの他に22cmのバスと初ダントウボウを釣っており、いずれも潮来マリーナ下流側とのこと。
霞珍賞はV3ミノーでニゴイと大吉クランクで40cmのバスを釣った石川智規さんでした。)

そして今年度のAOYは霞探代表の松村寛さん!
雁通川河口の矢幡ワンドで7時に27cmをDワームのジグヘッドワッキーで1本目をキャッチ、2本目は11時に中里川で同じくDワームのジグヘッドワッキーで41cm。
松村さんはAOYというタイトルはプロ・アマいずれの大会でも初とのこと。
2000年にW.B.SのNetメンバーによる陸っぱりトーナメントとして活動していた 「霞ヶ浦ジグソーパズル探偵団」から25年越しでのAOY獲得おめでとうございます!。
今大会も無事に終了しました。運営スタッフの皆様、霞探Rメンバーの皆様ありがとうございました。 またいつも応援していただいております協賛、協力各社様ありがとうございました。
来年も皆様と楽しく釣りが出来ることを願いつつ、レポートを締めたいと思います。
(レポートby中村裕一)